TBSの日曜劇場「天国と地獄~サイコな二人~」に登場した謎の漫画、『暗闇の清掃人∅』の内容と、清掃人は誰なのか?考察を紹介します。
『暗闇の清掃人∅』とは
『暗闇の清掃人∅』は、第1話冒頭に漫画とアニメーションで登場しました。その後、第2話で漫画の原稿が日高のマンションの段ボールの中に保管されていたことが明らかになりました。そして、毎回ラストシーンではこの清掃人がこちらを見ている場面で終わっています。
今後、『暗闇の清掃人∅』が物語のキーになってくることは間違いないでしょう。
『暗闇の清掃人∅』の内容
第1話で、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた猟奇的殺人事件が発生。日高陽斗らしき男が、パチンコ玉を詰めるシーンが映されます。そしてこの殺人事件の内容と漫画の内容が、完全にリンクしており、被害者は漫画になぞらえて殺されたと考えられます。
- 遺体の口内に詰められたパチンコ玉
- 被害者である田所の手に残された「φ」の文字
- 犯人の服装が作業着
- 犯行が行われたのは新月
今宵は新月——月は無い——世界が生まれ変わる夜。
大好きなんだろう、金が。大好きな金を喰らい死んでいくお前は、幸せ者だ。
天国と地獄~サイコな二人~第1話より
『暗闇の清掃人∅』は日高?それとも陸?
暗闇の清掃人とは誰なのでしょうか?
この漫画の登場により、日高(高橋一生)は犯人ではなく、殺害現場の清掃をしているだけなのでは?という説が出てきました。これまでに、はっきりと殺人を犯した場面は出てきていないんですよね。
そして、第3話で日高は歩道橋に描かれた「4」の文字を見て、『暗闇の清掃人∅』の描写がフラッシュバックし、「まだ終わりじゃなかったんですか...」とつぶやきます。これは、誰か他に殺人犯がいて、その殺人犯からの指示で殺害現場の清掃をしていると捉えることもできます。
また、陸(柄本佑)が「暗闇の清掃人∅」なのではないかという声も多いです。陸が便利屋で日雇い清掃員をしているためですね。
あるいは陸が「暗闇の清掃人∅」の作者で、日高に清掃を指示しているということも考えられます。
まとめ
「暗闇の清掃人∅」が猟奇殺人のシナリオになっていることは間違いなさそうですが、謎が謎を呼ぶ展開で、ますます目が離せないですね。新たな事実が判明したら随時追記していきます!