バレンタインデーは大切な人への思いを伝えるチャンスです。
しかしながら現在では義理チョコや友チョコが一般的になったこともあり、チョコレートだけでは片思いの相手に本当の気持ちを伝えるのが難しくなっています。
そこで欠かせないのが、チョコに添えるメッセージカードです!
しかし、どのような言葉を選べばいいのか迷ってしまうことも大いにあると思います。
そこで今回は、片思いの本命へのバレンタインメッセージ例文を、相手との関係性ごとに分けてご紹介します。
ぜひ参考にして、チョコと一緒に素敵なメッセージを贈ってみてください!
本命チョコに添えるバレンタインメッセージ例文一覧
まだお互いのことをよく知らない関係性
お互いのことをまだよく知らない彼に対しては、まずは自分の存在を印象づけることが目標です。
ですので、積極的に一歩踏み込む場合、「機会があればお話してみたい」というスタンスが良いでしょう。
まずは「驚かせちゃってすみません」といった、相手を気遣う言葉を入れるのが良いかもしれません。
そして、「以前から気になっていました」といった風に、徐々に関わる機会を増やせそうなメッセージにつなげます。
「突然でびっくりさせてしまいすみません。いつも優しい気配りに感謝しています。また〇〇さんとお話できることを楽しみにしています。」
「突然でごめんなさい。以前〇〇さんとのお話が楽しかったので、もしよろしければまたお話できれば嬉しいです。」
「いきなりで驚かせてしまいすみません。この間〇〇している姿がとても素敵でした。よければもっとお話してみたいです。」
ある程度話す機会がある関係性
顔見知りの範囲でも、片思いしているなら、きっと好きになった理由があるはずですね!
その理由をぜひメッセージに入れてください。
また、まだお互いのことをあまりよく知らない関係であれば、急に告白せず、もっと会ったり話したりする機会を増やしたい旨を伝えるメッセージを書きましょう。
ふだんの感謝の気持ちや相手の魅力を褒めるメッセージを入れるのも良いですね。
「ハッピーバレンタイン!〇〇のときは助けてくれてありがとう!あの時の優しい気配りがとても嬉しかったです。もっと〇〇さんのことを知ってみたいです。」
「以前〇〇のとき、お話ししていてとっても楽しい気分になりました。 あんなに楽しい時間を与えてくれてありがとう。もっと二人でゆっくりとお話ししてみたいです。」
「〇〇さんの〇〇を頑張っている姿がかっこよかったです。とても素敵だなと思って見てました。チョコ、よかったら食べてください。もっと仲良くなりたいです。」
「ハッピーバレンタイン!いつも頼りにしています。〇〇さんのためにチョコを作りました。あなたは私にとってとても大切な存在です。これからもよろしくお願いします。」
さらに一歩踏み込みたい場合は、最後に自分のメールアドレスやLINE IDを添え、お茶や食事に誘うメッセージを入れても良いでしょう。
「〇〇さんが好きだと言っていた〇〇のお店に一緒に行ってみませんか?」
「今度ゆっくりお話がしてみたいので、お茶でもいかがでしょうか?」
「もしよければ、今度飲みに行きたいです。」
すでにお互いを知っていて距離が近い関係性
仕事以外でもプライベートなコミュニケーションを取っており、夜や休日にはLINEなどで交流しているという状況。
好意を伝えるだけなら、これまで紹介した例文と同じくらいシンプルな表現で十分です。
しかし、一歩踏み込んで本気の気持ちを伝える場合、告白は避けて通れません。
仲が良い関係だと、曖昧なメッセージでは相手がそれを告白と理解してくれないこともあり、相手も自分が告白を待っているのかどうか迷って、返事をもらえないことも考えられます。
だからこそ、はっきりとストレートに告白するメッセージが必要です。
付き合いたい気持ちがあれば、それもはっきり書くようにしましょう。
「一緒にいるととても楽しくて、前から気になっていました。もっとあなたと一緒に過ごせる時間が増えたら嬉しいなと思っています。お付き合いしてくれませんか?」
「これまで口に出せなかったけれど、あなたのことが好きです。これからもずっと一緒にいたいので、お付き合いしてもらえませんか?」
「いつも仕事で助けてくれて、本当に感謝しています。あなたがいなかったら、辞めていたかもしれません。あなたは私にとってとても大切な存在です。これまで口に出せなかったけれど、大好きです。」
「あなたの飾らない笑顔が大好きです。いつの間にか、気づいたら惹かれていました。バレンタインだから、思い切って伝えたいと思います。付き合ってもらえませんか?」
「いつも話し相手になってくれてありがとう!感謝の気持ちを込めて、チョコレートを贈ります。実は、〇〇さんのことを好きになっちゃったんですが、直接言えないのでメッセージで伝えます」
「いつも一緒にいると楽しい時間が過ごせて、感謝しています。大切な人として、これからもずっと一緒にいてほしいです。付き合ってください。」
本命チョコに添えるメッセージのポイントや注意点は?
ここからは、バレンタインメッセージを書く際のポイントについてお伝えしていきます。
具体的には、以下の5つのポイントに注意してメッセージを作成しましょう。
好きなところや感謝の気持ちを具体的に書く
バレンタインのメッセージカードでは、相手の素晴らしいところや魅力的な一面を具体的に伝えるように心がけます。
ただ「素敵です」「かっこいいです」と言うのではなく、仕事への姿勢や振る舞い、人とのコミュニケーションにおける振る舞いなど、感動したエピソードや心に残っていることをリアルに綴ります。
感情が高ぶるとつい長々と書きたくなりますが、好きなところを書くのは一つだけに絞りましょう。
例えば、
「〇〇さんの仕事に対する真摯な姿勢が本当に素晴らしい」
「〇〇さんと話した時、とても楽しい気分になってもっと仲良くなりたいと思った」
「二人で〇〇をした時、○○さんの丁寧な気遣いがとても嬉しかった」
といったように、相手の名前を入れた上で、具体的なメッセージを作成します。
自分の気持ちを素直に伝えることがいちばん大切です。
なにか一つ相手の好きな所や惹かれた所を書き、「いつもありがとうございます」等の感謝のメッセージを付け加えると良いですね。
メッセージは長くしすぎない
相手の好きなところを何か一つだけ書く、とお伝えしたのは、メッセージは長すぎないほうが良いからです。
気持ちを伝えるのは大切ですが、内容があまりにも長いと、相手も読むのが煩わしいかもしれません。
相手によっては、重たいと感じさせて引かれてしまうことも考えられます。
短くて分かりやすい内容で、伝えたい気持ちを的確に表現することを心がけましょう。
なるべくシンプルなカードを選ぶ
個性的すぎるデザインのカードや、アニメ等のキャラクターが描かれたカードは避けたほうが無難です。
カードのデザインに凝るよりも、大事なのはメッセージの内容です。
なるべくシンプルで、文字の書きやすそうなカードを選びましょう。
文字の大きさや字体、色などにも気を配ると良いですね。
文字が小さすぎたり、字体が読みにくかったりすると、相手に伝わりにくくなってしまいます。
また、文字の色が明るすぎると浮いてしまうため、茶・青・黒などの落ち着いた色のペンを選ぶようにしましょう。
お返しや返事を強要しない
チョコに付けるメッセージカードは、相手との関係を深めるための一歩です。
しかし、注意が必要なのは相手にお返しや返事を強制してしまうことです。
例えば、「ホワイトデーにお返事をお願いします」「いついつまでにお返事いただけるとうれしいです」といった具体的な指示は、文面が丁寧であっても好ましくありません。
プレゼントを自発的に贈っておきながら、行動を指図するのは、相手にとってあまり心地よいものではありません。
ここはぐっとこらえましょう。
相手との関係性に合ったメッセージにする
例文でも挙げたとおり、バレンタインメッセージは、相手との関係性によって書いていい内容が変わってきます。
もしまだ距離がある場合は、あまり過剰な表現は避けた方が良いでしょう。
メッセージカードでいきなり告白されても、相手は戸惑ってしまいます。
一方で、既にある程度仲良くなっている場合は、より関係を深めるためのメッセージを添えるのが良いでしょう。
自分は相手とこれからどうしていきたいのか?を素直に伝えることが大切です。
あまり話したことのない相手と話せる関係になりたいのか。
仕事をする仲間から一緒に食事に行けるようになりたいのか。
普段からよくしゃべる仲の良い関係から恋人同士になりたいのか。
もちろん、必ず告白しなければならないなんてことはありません。
それとなく好意を伝えるだけでも十分です。
相手への思いやりを持ち、自分の気持ちに向き合った上で、例文を参考にしてメッセージを考えてみてくださいね!
まとめ
バレンタインのメッセージは、お互いの関係性によって内容を工夫するようにしましょう。
相手との関係性をしっかりと見極めて、重くなりすぎないメッセージを考えることが大切です。
関係性が深い場合は普段の感謝や自分の気持ちを具体的伝えるようにし、まだお互いを十分に知らない場合は、自分を認識してもらうことを目的にした短いメッセージを綴るようにしましょう。
バレンタインは、自分の気持ちを伝えやすい一年に一度の機会です。
なによりも、自分の気持ちを素直に伝えることが大切です。
少し照れくさいと感じるかもしれませんが、気持ちを知られずに後悔するよりも、それとなく好意を伝える内容でも全然大丈夫です。
チョコレートには、ぜひ思いを込めたメッセージカードを添えてくださいね。