バレンタインに、特別な人に対してチョコレートを渡すと考えるとワクワクしますよね。
しかし、事前にいろいろとシミュレーションをして、「ここで呼び出して、ここに来てもらえばいいかな」と考えるうちに、不安になってくることも確かです。
特に、一番悩むのが「チョコを渡す時に何と言えばいいのかな?」ということではないでしょうか。
恋愛には、言葉の力も大きく関わってきます。
そこで、職場で片思いの人に本命のチョコを渡す際のセリフや注意点について、経験談も交えながらまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
バレンタインチョコを渡すときのセリフ一覧
まず、チョコレートは必ず二人きりのときにあげるようにしましょう。
場所は事前に考えて決めておくのが良いかもしれません(できれば1か所ではなく2,3か所候補を考えておくと安心)
周りに他の人がいたり、誰かに見られたりすると、面倒なことが発生する可能性があります。
そうすると、例えそんなつもりがなくても「一般的な対応」「そっけない対応」をしなければならなくなります。
義理チョコを装うつもりであれば、こういった配慮は不要かもしれませんが、念のため事前に考慮しておくと良いでしょう。
①呼び出しの時
- 「すみません、ちょっとこちらに来てもらってよろしいですか?」
- 「いま2~3分お時間よろしいですか?」
- 「お渡ししたいものがあるのであちらまで来ていただいてよろしいですか?」
いつも通りの雰囲気で話しかけ、渡す場所まで誘導します。
むしろ仕事っぽい雰囲気の方がベターです!
②チョコを渡す場所で二人きりになった時
- 「急に呼び出しちゃってすみません」
- 「お忙しいところすみません」
- 「お時間つくっていただいてありがとうございます」
まずは時間を作ってくれたこと、呼び出しに応じてくれたことにお礼を言いましょう。
③実際にチョコを渡す時
- 「チョコ持ってきたので、よかったら食べてください」
- 「バレンタインのチョコ受け取っていただけますか」
- 「いつもありがとうございます」
あれこれ話してから渡そうとすると、緊張してしまったり、雰囲気が冷え込んだり、話が途切れたりすることがあります。
途中で邪魔が入れば、チョコを手渡すことができずに終わるリスクも考えられます。
ですので、二人きりになった瞬間に、「呼び出してすみません」ぐらいのあいさつをしながら、 「これ、どうぞ!」と手早く贈るのがベストです!
伝えるべきは「バレンタインのチョコを受け取ってください」の一点です。
職場でチョコを渡しながら直接告白する人はまずいないと思いますので、チョコを手渡したらもうミッション完了でOKです。
③チョコを渡した後
- 「受け取ってくれてありがとうございます」
- 「お時間いただいてありがとうございました」
最後に、時間を取ってくれたことにお礼を言って終了です。
(「特にお返しはいりません」「誰にも言わないでくださいね?w」等、去り際に付け加えるのもいいかもしれませんね)
無事渡せたら、お礼を言ってささっと失礼しましょう!
チョコを渡すときに避けたいNG行動5選
バレンタインデーは、相手を思いやる気持ちを伝える大切な日です。
なによりも、相手に喜んでもらえることを意識したいですね。
そこでここからは、チョコを渡すときにやめたほうが良い行動をまとめてご紹介します。
NG行動①:チョコを渡す時に長々と話す
チョコを渡す際、長々としゃべるのは避けましょう。
特に片思いの相手に本命チョコを贈る場合、つい自分の気持ちをたくさん語りたくなることがあります。
「気持ちをちゃんと伝えなきゃ!」と思いがちですが、職場では慎重に行動した方が良いです。
バレンタインの前後は、男女が2人でいるだけで「もしかして?」と勘ぐられやすく、人目につきやすい傾向があります。
男性はこういった状況が苦手な人も多く、他の人に見られることで恥ずかしさを感じることもあります。
また緊張すると言葉が詰まったり、何を言っていいかわからなくなったりすることもあります。
そのため、職場でのチョコ渡しはサッと短時間で終わらせることがポイントです。
告白までする必要なんてありません。
ササッと呼び出して、ササッとチョコを渡して、ササッと去りましょう!
その代わり、チョコにはメッセージカードを添えるのが良いでしょう。
NG行動②:メッセージカードと同じことを話す
メッセージカードを添える場合、その内容が口頭で重複しないように気をつけましょう。
メッセージを全部口頭で伝えてしまうと、メッセージカードの意味が薄れてしまいます。
面と向かって告白するか、メッセージカードで気持ちを伝えるか、しっかりと決めて行動することが大切です。
またメッセージカードの文面も、長文はやめて短めの文章にまとめるのが良いでしょう。
NG行動③:返事やお返しを要求する
「いついつまでに返事をください」
「お返しをもらえたら嬉しいな」
など、相手に対して行動を指示するのはやめたほうがいいかもしれません。
相手との関係の深さによりますが、あまり親しい関係でない場合は、余計な要求をしないほうが賢明です。
なぜなら、バレンタインは自発的にチョコを渡して気持ちを伝えるイベントだからです。
付き合っている相手なら問題ありませんが、片思いの相手に突然チョコを渡して「こうしてほしい」と言うと、負担に感じられてしまう場合があります。
NG行動④:本命チョコなのにふざける
これは相手との距離が近い場合にありがちです。
「かわいそうだからチョコあげるよ」
「お返しは○○○(高級ブランド)の財布でいいよ!」
「何を返してくれるかホワイトデーが楽しみだなー!」
などなど…
いつものノリで軽く渡してしまうと、相手に本命ではなく義理チョコだと思われることがあります。
仲が良いからこそ、しっかりとチョコを渡すと相手も驚きます。
チョコを渡した後、ちょっと真面目なトーンで「義理じゃないからね」「誰にも言っちゃダメだよ」等と言っておくといいかもしれませんね。
NG行動⑤:下手な演出をする
最後に、チョコを渡す際には照れくさいセリフや演出は避けましょう。
ネットで見かける「恥じらいながら渡す」などの演出は、自然体でそうなるのが良いですが、演技が逆効果になることもあります。
「演技してるのかな?」と思われてしまったら、一気に引かれてしまう可能性もあります。
社会人ならなおさらですよね。
自分に自信がない場合や、普段から男性を手玉に取れるタイプでない場合は、無理に行わない方が良いでしょう。
まとめ
チョコレートを贈るのは緊張するものですが、勇気を出して相手に渡してみましょう。
相手にとっても、あなたの思いやりが伝わる素敵なバレンタインデーになりますように。