PTAの役員に選ばれるのが不安…そんなふうに感じる方は多いのではないでしょうか?
毎年のように「誰が役員をやるのか?」が話題になり、「できれば避けたい!」と思う人も少なくありませんよね。
そこで今回は、PTA役員に選ばれやすい人の特徴や推薦される理由、そして役員を回避するための方法について、わかりやすく解説していきます!

PTA役員に選ばれやすい人の特徴5選
1. 学校行事によく参加している人
運動会、授業参観、バザーなどの学校行事に積極的に参加していると、自然と顔を覚えられやすくなります。
「学校のことをよく知っていて協力的」と思われやすく、「信頼できそう」と思われることが多いです。
2. 社交的で周囲とよく話す人
保護者同士のつながりが大事なPTAでは、普段から周囲と会話をする人が選ばれやすいです。
参観日や懇談会、子どもの習い事の待ち時間などで他の保護者とよく話している人は、「この人ならみんなとうまくやれそう!」と思われやすいです。
3. 断りにくそうな性格(真面目・責任感が強い)
「頼まれたら断れなさそう」「きちんと最後までやってくれそう」と思われる人は、役員候補に挙がりやすいです。
特に、仕事や地域の活動などでしっかり責任を持って取り組んでいると、「この人なら安心して任せられる」と見られがちです。
またリーダーシップがある人や、みんなの意見をうまくまとめられる人は、自然と推薦されることが多いです。
4. まだ役員をやったことがない人
「そろそろ順番かな?」と周囲に思われやすいのが、まだ一度もPTA役員をやったことがない人です。
「みんなで協力し合ってやるものだから、一度は経験してほしいよね」と考える保護者も多いので、これまで未経験の人は候補になりやすいと言えます。
5. 忙しすぎないと思われる人
フルタイム勤務の人よりも、比較的時間に余裕があると思われる人のほうが選ばれやすい傾向があります。
でも、大事なのは実際の忙しさではなく、「この人ならできそう!」と周りが思うかどうかです。
パートや在宅ワークの人も「融通がききそう」と思われると推薦されることがあるので、意外と選ばれやすいかもしれません。
PTA役員に推薦される理由とは?
PTA役員の決め方(くじ引き・推薦・立候補)
PTA役員の選び方は学校によって異なりますが、一般的には次のような方法があります。
- 立候補:「やってみたい!」と自分から手を挙げる
- 推薦:「この人が適任かも!」と他の保護者が推薦する
- くじ引き:公平性を保つために無作為で選出する
しかし、実際には「やりたい!」と手を挙げる人は少なく、「誰かがやらなきゃ…」という空気になりがち。
そうなると、消去法で候補が絞られ、声がかかることがよくあります。
推薦される人は、周りから「きっとやってくれるだろう」と思われていることが多いです。
また、公平を期すために、くじ引きの場合や当番制の場合もありますね。
断りにくい雰囲気があることも…?
「みんなで助け合うものだから」「他の人もやってるし…」という空気の中で、なんとなく断りづらくなってしまうこともあります。
また、PTAの詳しい活動内容を知らないまま、「一度やってみたら意外と楽しいよ!」と言われたり、「去年の○○さんも忙しい中やってくれたから…」と前例を持ち出されたりして、つい引き受けざるを得なくなるケースも。
PTA役員に選ばれたくない!上手な回避方法3選
PTA役員選びは、「この人なら安心して任せられそう」という雰囲気がある人に声がかかりやすいものです。
でも、引き受けるかどうかは自分次第!
無理のない範囲で考え、難しい場合はしっかり伝えることも大切です。
1. 事前に断る準備をしておく(仕事や介護の事情を伝える)
「仕事が激務で時間が取れない」「介護や家庭の事情があって難しい」といった理由を事前に伝えておくと、選ばれにくくなります。
早めに「自分はできない」と意思表示をしておくことが大切です。
2. ほかの候補を推薦する(適任者をやんわり紹介)
「○○さんのほうが向いているかも?」と提案するのも一つの手です。
ただし、強引に押し付けるのではなく、相手が前向きに検討しやすいような言い方をするのが大事です。
3. 役員以外のサポートを申し出る
「役員は難しいけど、イベントの手伝いならできる」「資料作成など裏方なら協力できる」と伝えることで、役員の仕事を回避しつつ、協力的な姿勢も見せられます。
「全く手伝わない人」よりも、「別の形でサポートできる人」のほうが、まわりの理解を得やすいですよ。
PTA役員を引き受けるメリットもある?
学校や保護者とのつながりが深まる
PTA役員になると、先生やほかの保護者と話す機会がぐっと増えます。
学校の運営や子どもたちの活動について知ることができるので、「今どんなことが話題になっているのか」「学校側の考えはどうなのか」など、普段は見えにくい部分がわかるようになります。
また、保護者同士のつながりができることで、いざという時に相談しやすくなるのもメリットのひとつです。
子どもに良い影響がある
親が学校に関わることで、子どもは「うちの親は学校のことをちゃんと知っている」と感じ、安心感を持ちやすくなります。
特に低学年のうちは、学校に親の顔が見えるだけでも安心する子も多いです。
また、「うちの親が頑張ってるから、わたしも頑張ろう!」と前向きな気持ちになることもあります。
結果として、子どもの学校生活をより身近に感じられるようになります。
PTA活動の負担を減らす工夫もできる
PTA活動というと「大変そう」「負担が重い」と思われがちですが、最近は負担を減らす工夫をしている学校も増えています。
例えば、オンライン会議を活用して「学校に行かなくても参加できる」仕組みを取り入れたり、仕事を細かく分担して「一人あたりの負担を減らす」工夫をしているところも。
役員の中には、「思ったより負担が少なくて、いい経験になった」という人もいるので、もし引き受けることになったら、工夫しながら負担を軽減できる方法を考えて提案してみるのもアリかもしれませんね。
まとめ
PTA役員に選ばれやすい人の特徴や推薦の仕組みを知っておけば、事前に対策を考えることができます。
どうしても引き受けたくない場合は、しっかりと伝えましょう。
ただ、一方で「やってみたら意外と良かった!」という声もあるので、メリットも含めて、自分にとってベストな選択を考えてみてくださいね。